紙に書く



ノートではなく、ルーズリーフや広告の裏、メモ用紙など一枚の紙を用意してください。

そして、自分のありのままの「気持ち」を書いてください。
どんな書き方でもかまいません。文章でもいいですし、単語でもいいです。
誰かに見せるわけではないので、「本当の気持ち」を書くのがコツです。

そして、書き終わったら、その「文字で表現されたあなた」のことを、客観的に眺めてみてください。

紙の中のあなたは、怒っていますか?
悲しんでいますか?
寂しい、怖い、と叫んでいますか?
その感情を確かめてみてください。

確かめるだけでいいのです。
そのマイナスの感情を持っている自分を、「どうにかしよう」と焦る必要はありません。

ただ静かに、「文字で表現されたあなた」に対して、「怒っているんだね」「悔しかったんだね」「寂しかったんだね」などと語りかけ、そのままの感情を受けとめましょう。

気持ちが落ち着いたら、最後にその紙を破いて捨てます。
あなた自身を否定するためではありません。後になって読み返す必要がないからです。
もし気になった時は、また書けばいいのです。


△HOME ▽BACK

Copyright(C)2006 Mariko Sato All Rights Reserved.