疲れを認める



とにかく自分を鞭打たないことです。

時には多少疲れていても頑張らなければいけないこともあるでしょう。
もちろん、どこまで頑張るかはあなた次第です。
頑張った結果、充実感や達成感を得られるのは気持ちがいいものですね。

ですが、あなたを守るためには、まずあなたが自分自身を大切にしなければいけない、ということも忘れないでくださいね。

例えば、

・理由もなく気持ちがふさぎ込んだり、落ち着かない気分になったりする時
・無気力感が続く時
・ひとつの観念が頭から離れなくなってしまう時
・悲しい気分や落ち込んだ気分が1〜2週間続く時
・何をやってもうまくいかない、できそうにない、と感じる時

このような時に、

・こんなふうになるのは、自分がダメだからだ
・このままではいけない、気力を奮い立たせなければ
・自分なんて、人の迷惑になるだけだ
・なんとかして、この気分を変えなければ
・つらい、逃げたい

などと思う前に、まず「疲れているんだな」と思ってみてください。

疲れの原因は、このところのハードスケジュールのせいかもしれないし、長年つもった何かかもしれません。
特に自分では思い当たらなくても、何かを我慢してきたのかもしれません。

原因を探して「そんなことで疲れていてはいけない」と思うのではなく、まずは「疲れている自分」を認めてあげてください。

そして、「疲れるまで頑張った自分」に気づいてあげてください。
心の中で優しく言葉をかけてあげてください。

ここまで来ることができたなら、これからあなたには沢山の選択肢が待っているはずです。


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